翻訳代行会社によって対応可能な言語、専門としている言葉には違いがあります。それは、専属の翻訳者がいるかどうかでも変わってきます。
その中でも、翻訳される言語はある程度決まっています。
ここでは、主に対応可能な言語を国や地域別にまとめています。
もくじ
- 1 翻訳業者(専門家)の英語翻訳
- 2 翻訳業者(専門家)の中国語(簡体字・繁体字)翻訳
- 3 翻訳業者(専門家)の韓国語翻訳
- 4 翻訳業者(専門家)のタイ語翻訳
- 5 翻訳業者(専門家)のベトナム語翻訳
- 6 翻訳業者(専門家)のインドネシア語翻訳
- 7 翻訳業者(専門家)のタガログ語/カンボジア語翻訳
- 8 翻訳業者(専門家)のアラビア語翻訳
- 9 翻訳業者(専門家)のロシア語翻訳
- 10 翻訳業者(専門家)のドイツ語翻訳
- 11 翻訳業者(専門家)のフランス語翻訳
- 12 翻訳業者(専門家)のイタリア語翻訳
- 13 翻訳業者(専門家)のスペイン語翻訳
- 14 翻訳業者(専門家)のポルトガル語翻訳
- 15 翻訳業者(専門家)のスウェーデン語/フィンランド語翻訳
翻訳業者(専門家)の英語翻訳
英語はイギリスのイングランド地方を発祥地とし、現在では全世界の80カ所以上もの地域で使われている言語です。
その英語を母国語とするネイティブスピーカー(母語話者)の数は5億人超と、中国語に次いで世界で2番目の順位を占めています。
英語の言語系統はインド・ヨーロッパのゲルマン語派に属していますが、使用者の多い言語だけにイギリス英語、アメリカ英語(米語)、インド英語、カナダ英語、オーストラリア英語など地域によって独自の特徴も生まれています。
英語と英語翻訳の特徴
現在の日本で最も多く翻訳されている言語の代表格が「英語(米語)」です。
英語を母国語とするアメリカ、イギリス、オーストラリア以外にも、欧州連合やアフリカ諸国など英語を公用語・第二公用語・国語として使用しいている国や地域は枚挙にいとまがありません。
そうした点から、我が国でも英語翻訳を取扱う翻訳業者の数や種類も多岐にわたっています。
したがって翻訳のクオリティや料金も広範囲に及び、リーズナブルな翻訳から高品質な翻訳まで幅広いものとなっているため、どのような翻訳をどのようなクオリティの翻訳業者に依頼するかはオーダーする側の考え方次第といえるでしょう。
英語の地域&人種
ヨーロッパ:イギリス(UK)、アイルランド共和国、マルタ共和国、欧州連合ほか
アメリカ大陸:アメリカ合衆国、カナダ、ジャマイカ、バハマ、グレナダほか
アジア:インド、シンガポール、フィリピン、パキスタン、スリランカ、香港ほか
アフリカ:ガーナ、ケニア、ナイジェリア、カメルーン、南アフリカ共和国ほか
オセアニア:オーストラリア、ニュージーランド、フィジー、サモアほか
その他:バミューダ諸島、アメリカ領サモア、ノーフォーク島ほか
英語翻訳の品質・注意点
英語→日本語/日本語→英語といった翻訳を行なう場合は、どの国を対象にその翻訳文を使用するのかといった点にも留意する必要があります。
もちろん一般的な英語翻訳であればどの国や地域でも充分に通用しますが、文法や表現、方言などに繊細な配慮が必要な文書では、このような点にも勘案しておくとさらに高い翻訳のクオリティが期待できるでしょう。
英語翻訳のポイント
英語翻訳は多数の言語翻訳のなかでも、翻訳業者数・翻訳者数ともにTOPクラスです。
カジュアルな現代米語を翻訳するのか、アカデミックなアメリカ英語の翻訳が必要なのか、トラディショナルなイギリス英語の翻訳が必要なのか等々、オーダー内容に合わせた翻訳業者選びや翻訳者選びを行なうのが成功の秘訣です。
翻訳業者(専門家)の中国語(簡体字・繁体字)翻訳
中国語はシナ・チベット語族に属し、現存する世界最古のものとしても知られる言語です。
中華人民共和国以外でも台湾やシンガポール、東南アジア各国の華僑や華人に使用されているのが中国語ですが、そのネイティブスピーカー(母語話者)は全世界で約12億人、第二言語としては約2億人おり世界第1位の順位を占めています。
中国語で使用される文字は大きく分けて2種類あり、そのひとつが1960年代に中華人民共和国で制定された「簡体字」、もうひとつが文字改革政策前から使用されている「繁体字」です。
主として「簡体字」は中国大陸やシンガポールで、「繁体字」は香港や台湾で使用されていますが、中国大陸でも文物古跡や書道などでは「繁体字」を使うことがあります。
中国語と中国語翻訳の特徴
現在の日本で英語翻訳と並んで需要が多いのが「中国語」の翻訳です。
中国経済の発展とともにビジネスや文化面での交流が進み、それに伴って「中国語→日本語/日本語→中国語」の翻訳は著しく増加してきました。
中国語の特徴は、同じ中華人民共和国内でも北京エリアで使われる北京語(北平語)、上海エリアで使われる上海語(呉語)、香港・マカオなど中国南部の広東省エリアで使われる広東語(広州語)というように多様なバリエーションがあるという点です。
同じ中国語でも上記のように言語の種類によっては発音や語彙、文法も異なってきますので、翻訳を行なう場合はその点を勘案する必要があります。
中国語の地域&人種
中国語全般:中国大陸、台湾、シンガポール、インドネシア、マレーシアほか
公用語:中華人民共和国、中華民国(台湾)、シンガポール、国際連合
広東語:中国南部の広東省(香港、マカオ)、広西地ワン族自治区ほか
北方語:中国東北部、華北、西北部、西南部ほか
呉語:上海市、浙江省、江蘇省、安徽省、江西省、福建省ほか
カン語:江西省、湖南省、湖北省、安徽省、福建省ほか
湘語:湖南省、四川省、広西チワン族自治区ほか
ビン語:中国、台湾、シンガポール、マレーシア、タイほか
客家語:中国、華僑・華人社会、各国チャイナタウンほか
中国語翻訳の品質・注意点
中国語→日本語/日本語→中国語の翻訳は「簡体中国語」と「繁体中国語」の2種類があります。
また、同じ中国語でも広東語や北京語など言語の種類によっても翻訳方法は異なってきます。
より正確でクオリティの高い中国語翻訳を行なうためには、翻訳業者や翻訳者がどの言語を得意とするかといった点に注目して選ぶといいでしょう。
中国語翻訳のポイント
中国語は簡体字と繁体字の種別に加え、各地方によって使用する言語が異なります。
単に中国語を翻訳するのではなく、ビジネスや文化交流など目的に合った翻訳を行なうことが重要なポイントです。
翻訳業者(専門家)の韓国語翻訳
韓国語は朝鮮語ともいい、主として大韓民国および朝鮮民主主義共和国などで使用されている言語です。
全世界的には約7500万人程度の人が韓国語(朝鮮語)を使っているといわれ、中華人民共和国吉林省の一部でも公用語として使用されています。
韓国語(朝鮮語)では1446年に訓民正音としてハングルが交付され、固有の文字として一般的に用いられています。
韓国語と韓国語翻訳の特徴
韓国語は主に大韓民国で、朝鮮語は主に朝鮮民主主義共和国で使用されている言語です。
我が国でも昨今は韓流ブームなどもあり、韓国語の学習をしたり韓国語の音楽や映画を楽しむなど韓国語に親しむ人が増加しました。
韓流ブームはエンターテインメントの世界だけに留まらず、グルメやファッション、コスメ、電化製品、パソコンといった分野にも広がってきました。
そうした流れも加わって、ビジネスや文化交流といった面でも我が国と韓国との行き来が盛んになり韓国語翻訳の精度や品質も高くなっています。
現在の我が国は韓国語→日本語/日本語→韓国語ともに、さまざまなジャンルで高クオリティの翻訳業者や翻訳者を選べる環境であるといえるでしょう。
韓国語の地域&人種
韓国語:大韓民国(公用語)
朝鮮語:朝鮮民主主義共和国(公用語)、延辺朝鮮族自治州(中国語と併用)
在日朝鮮語:在日韓国人、在日朝鮮人ほか
在米朝鮮語:在米の韓国系アメリカ人ほか
中国朝鮮語:中国東北地区の朝鮮族ほか
高麗語:旧ソビエト連邦中央アジアエリアの朝鮮民族ほか
韓国語翻訳の品質・注意点
韓国は我が国の隣国であり、近年の韓流ブームの影響もあって韓国語翻訳を行なう翻訳業者数は質・量ともに増えています。
そういう意味では翻訳業者・翻訳者ともに選択肢は広まっているといえるでしょう。
一方ではクオリティ的にあまり期待できない翻訳業者も出てきている例も見られます。
ビジネスや文化交流などのジャンルの翻訳には、語学学校の学生レベルや単に韓国語学習を行なったセミプロレベルの技術の翻訳者は適していません。
韓国語翻訳のポイント
韓国語の翻訳業者の数は多く、個人的な手紙やメールの翻訳から、専門的なビジネス分野、学術論文、文学書まで広範囲にわたっています。
翻訳者業者を選ぶ場合はどのレベルのクオリティを求めるかだけでなく、業者がどの分野に精通しているか、どの分野の翻訳を得意としているかといったポイントを押さえることも必要です。
翻訳業者(専門家)のタイ語翻訳
タイ語はタイ・カダイ語族に属し、タイ王国で公用語として使用されている言語です。
東南アジア地域を中心に用いられているタイ語を母国語とするネイティブスピーカー(母語話者)の数は約4500~5000万人、総話者数は6000万人と全世界でベスト30に入る言語のひとつとなっています。
昨今では在日タイ人の数も増え、それとともにシャム文字とも呼ばれるユニークなタイ文字を目にする機会も増加してきました。
タイ文字は13世紀にタイのスコタイ王朝の王がクメール文字を基に作成したものですが、その起源はインド系のブラーフミー系文字であるとされています。
タイ語とタイ語翻訳の特徴
タイ王国には地域による方言が大きく分けて4種類あります。
一般的にテレビやラジオなどで用いられるのは中央方言または中央タイ語と呼ばれる標準語で、いわゆる共通語のような言語として広く使用されています。
この共通語によく似た言語としては首都バンコクで使われるバンコク語がありますが、このバンコク語は日本でいう東京弁のような位置付けといえるでしょう。
ビジネス分野の文書に関しては、ほとんどがこのタイ標準語が用いられています。
ただし、文化や芸術、歴史などに関しては下記のような各種方言が用いられていることもありますので、翻訳を考える際は配慮が必要です。
タイ語の地域&人種
公用語:タイ王国
方言:
バンコク語;タイの首都バンコクで使用される中央タイ語(標準語)
南タイ語;タイ南部、マレー半島エリアで使用されるタイ語(ムスリム、華僑)
北タイ語;タイ北部チェンマイ地域で使用されるタイ語(チェンマイ語)
イーサーン語;タイ北東部イーサーン地域で使用されるタイ語
タイ語翻訳の品質・注意点
タイ語の特徴は4種類の方言があるという点と、男性と女性では使用する言葉に違いがあるという点です。
たとえば「○○です」というとき、日本語では性別に関係なく同じ「○○です」という表現をしますが、タイ語では男性は「○○カップ」、女性では「○○カー」というように言葉が違っています。
タイ語翻訳を行なう場合は、手紙やメール、ビジネス文書、論文、文化的な文書などの種類だけでなくこうした表現部分にも配慮する必要が出てくるでしょう。
タイ語翻訳のポイント
タイ語はあまり日本人には馴染みのない言語といえるかもしれません。
翻訳業者を選ぶ際は、タイ語に習熟した翻訳者がいる業者またはネイティブのチェッカーがいる業者を選ぶと失敗がありません。
翻訳業者(専門家)のベトナム語翻訳
ベトナム語はオーストロアジア語族に属し、ベトナム社会主義共和国を中心とした東南アジア地域で使用されている言語です。
アジア以外でもベトナム移民によって使われているベトナム語を母国語とするネイティブスピーカー(母語話者)の数は約700万人、総話者数は8600万人と世界でベスト15に入る人口を擁しています。
ベトナム語は中国語の漢字文化の影響を受けた言語で、漢字では「越南語」とも表記されるようにかつては中国の浙江省周辺に存在していた国であったこともその一因とされています。
ベトナム語とベトナム語翻訳の特徴
インド文化の影響を受けた言語を使用する国が多い東南アジア地域ですが、ベトナム語は例外的に日本と同様に中国の漢字文化を源流とした言語となっています。
ただし、ベトナム語の文字はクオック・グーというラテン文字に似た文字が使用されており、日本のように漢字を使用しているわけではありません。
ベトナム語は総話者数の約87%をベトナム共和国の主要民族であるキン族(京族・ベト族)が占めているほか、中国や台湾、アメリカ、フランスなどの在外ベトナム人も使用しています。
ベトナム語には北部(ハノイ方言)・中部(フエ方言)・南部(サイゴン方言)の3種類の方言がありますが、北部と南部では発音に違いがありテレビ放送なども地域によって両方言が使われているのが現状です。
ベトナム語の地域&人種
公用語:ベトナム共和国
公用語以外:カンボジア、台湾、アメリカ合衆国、フランス、中国ほか
ベトナム語翻訳の品質・注意点
ベトナム語は大きく分けて3種類の方言があり、発音やボキャブラリーなどには差異があります。
特にフエ方言と呼ばれる中部地域の言語は、他エリアと比較して特徴があるとされています。
さらにハノイ方言(北部エリア)とサイゴン方言(南部エリア)は歴史的な要因もあり、どちらが共通語というのではなく勢力的には並立して存在している傾向にあります。
我が国では各地に方言はあるものの、テレビやラジオなどの音声メディアの影響もあって共通語が通じないというような現象は起こりません。
しかし、ベトナムでは方言の地域によって、お互いに会話がスムーズに進まないという現象もないとはいえない部分もあります。
ビジネスや文化交流などでベトナム語の翻訳を行なう場合は、こうしたベトナム語の現状を知悉している翻訳業者や翻訳者に依頼するのが失敗を防ぐ効果的な方法といえるでしょう。
翻訳業者(専門家)のインドネシア語翻訳
インドネシア語は主としてインドネシア共和国で使用されているオーストロネシア語族に属する言語です。
マレー語が源泉とされるインドネシア語を母国語とするネイティブスピーカー(母語話者)の数は約2300万人ですが、第二言語を者など総話者数は全世界に1億5000万人も存在しています。
インドネシア語はフィリピンのタガログ語やマレー半島エリアで使われるマレーシア語とも共通点や類似点が多く、マラッカ海峡を中心とする地域で交易のために用いられていた交易用語の海峡マレー語が基礎になっていると考えられています。
インドネシア語とインドネシア語翻訳の特徴
インドネシア語は交易用語として使われていた海峡マレー語を土台に、宗主国であるオランダから独立した際に民族の言語となったものです。
言語の特徴はシンプルで理解しやすい点ですが、実際のインドネシアでは500を超える地方語(方言)が存在していてインドネシア語自体は公の言語として使用されています。
つまり、インドネシア語は公用語もしくは共通語という位置付けとなっているわけで、オフィスや学校ではインドネシア語で話している人々も自宅に帰ると地方語を用いているというケースも少なくありません。
ただし、そのインドネシア語も現在では徐々に一般化しつつあり、首都ジャカルタを中心にネイティブスピーカーは増加傾向にあります。
インドネシア語の地域&人種
公用語:インドネシア共和国
公用語以外:オランダ(母語コミュニティあり)、東ティモール(母語コミュニティあり)、マレーシア、シンガポール、ブルネイほか
インドネシアは世界第15位の面積と、世界で第4位となる2億人を超す人口を有する国です。
ジャワ系、スンダ系、マドゥラ系、マレー系など300超の民族が暮す国でもあり、国内では500以上の方言が使用されています。
インドネシア語翻訳の品質・注意点
インドネシア語を公用語とするインドネシア共和国ですが、国内には500超の地方語(方言)が存在しています。
一般の庶民はそれぞれの地方語をプライベートで使用しているというのが現状であり、インドネシア語は公の言語という位置付けといえるでしょう。
ちなみにインドネシアで使用されている地方語としては、ジャワ島中央エリアで使われるジャワ語が代表的です。
インドネシア語翻訳のポイント
インドネシア語の翻訳を行なう際は公用語であるインドネシア語に加え、現地の文化や習俗などに精通している翻訳業者を選ぶことをお勧めします。
翻訳業者(専門家)のタガログ語/カンボジア語翻訳
タガログ語
タガログ語は主としてフィリピン共和国で使用されているオーストロネシア語族に属する言語です。
このタガログ語を母国語とするネイティブスピーカー(母語話者)の数は約2200万人、第二言語話者数6800万人を含めた総話者数は8500万人となっています。
タガログ語とタガログ語翻訳の特徴
タガログ語が英語とともにフィリピン共和国の公用語として使用されています。
フィリピンには170を超える方言(地方語)が存在しており、地域によっては言語の違いでお互いに意志の疎通が困難な場合も見られます。
タガログ語の地域&人種
公用語:フィリピン
公用語以外:カナダ、香港、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、アメリカ合衆国(アラスカ、カリフォルニア、ハワイ、グアム、北マリアナ諸島など)ほか
タガログ語翻訳の品質・注意点
タガログ語は1987年に正式採用されたフィリピンの公用語ですが、現地では地方語としてセブアノ語やイロカロ語、ビゴール語なども併用されています。
また、公用語として英語も用いられていますので、どちらを使用するかといった問題が発生する場合もあります。
タガログ語翻訳のポイント
フィリピンではビジネス分野の用語として公用語のタガログ語か英語が用いられています。
文化や芸術の面ではタガログ語以外に地方語が使われるケースも見られますので、翻訳業者探しをする際にはその点にも留意しておきましょう。
カンボジア語
カンボジア語は別名クメール語とも呼ばれ、主としてカンボジア王国で使用されているオロストロアジア語族の言語です。
このカンボジア語(クメール語)を母国語とするネイティブスピーカー(母語話者)の数は約1500~2000万人といわれています。
カンボジア語とカンボジア語翻訳の特徴
カンボジア語はおよそ1400万人といわれるクメール人(カンボジア王国の全人口の約90%を占める民族)が使用する言語です。
カンボジア王国の公用語となっているほか、隣国であるタイやベトナム、ラオスにも200万人程度のネイティブスピーカーが存在しています。
カンボジア語の地域&人種
公用語:カンボジア王国
公用語以外:ベトナム、タイ、ラオス、アメリカ合衆国、フランス、オーストラリアほか
カンボジア語翻訳の品質・注意点
カンボジア語の文字は独特のインド文化に影響を受けたクメール文字を使用しています。
文法的には孤立語であり、ボキャブラリーに関しては文字と同様インド文化の影響があります。
カンボジア語翻訳のポイント
カンボジア語はカンボジア王国の公用語で、クメール人を中心に広い範囲で使用されている言語です。
インド文化の影響を受けた言語であり、サンスクリット語からの借用語も多数あります。
タガログ語、カンボジア語ともに、独自の文化を背景にした言語ですので、翻訳業者を選ぶ際にはその点にも勘案する必要があります。
翻訳業者(専門家)のアラビア語翻訳
アラビア語は、主としてアラブ首長国連邦(UAE)などの中東地域や、アルジェリアなどの北アフリカ地域で使用されているアフロ・アジア語族に属する言語です。
このアラビア語を母国語とするネイティブスピーカー(母語話者)の数は約2億3500万人で、母語話者の多い言語としては全世界でベスト5に入っています。
アラビア語の特色は単一の国家で使われている言語ではなく、多くの国と地域で多くの話者によって用いられている言語であるという点です。
実際にアラビア語を用いている国や地域は中東(西アジア)から北アフリカ、東南ヨーロッパ、東南アジアと広範囲にわたっています。
アラビア語とアラビア語翻訳の特徴
アラビア語は全世界で第3位の数の国、および地域で使用されているというだけでなく、国際連合やアラブ連盟、イスラム協力機構、アフリカ連合といった国際機関でも公用語のひとつとして用いられている言語です。
広範囲な地域で使用されている言語として、地域ごとに多様な方言(アーンミイヤ)が存在するとともに、公の場での共通語であるフスハーも存在しています。
主なアラビア語の方言としては、湾岸方言、ヒジャーズ方言、イラク方言、シリア方言、パレスチナ方言、エジプト方言などが挙げられます。
アラビア語の地域&人種
公用語:
アラブ首長国連邦、イエメン共和国、イスラエル国、イラク共和国、イラン・イスラム共和国、オマーン国、カタール国、クウェート国、サウジアラビア王国、シリア・アラブ共和国、パレスチナ国(ガザ地区・ヨルダン川西岸地区)、バーレーン国、ヨルダン・ハシミテ王国、レバノン共和国
アルジェリア民主人民共和国、エジプト・アラブ共和国、エリトリア国、スーダン共和国、ソマリア連邦共和国、チャド共和国、チュニジア共和国、マリ共和国、モーリタニア・イスラム共和国、モロッコ王国、サハラ・アラブ民主共和国(西サハラ)、リビア国、コモロ連合
アラビア語翻訳の品質・注意点
アラビア語を話す人の数は全世界で13億人にものぼるといわれ、アラビア語は世界有数の話者数の多い言語といえます。
広範囲に用いられる言語であること、多数の方言が存在していることなどの要因により、アラビア語を翻訳しようとするときは目的によって翻訳業者や翻訳者選びの基準も異なってきます。
我が国とは文化や宗教の面でも異なる国や地域の言語であることを勘案し、単に翻訳を行なうというだけでなくアラビア語を使用する話者たちの生活や文化、宗教に精通した業者選びをすることをお勧めします。
翻訳業者(専門家)のロシア語翻訳
ロシア語は主としてロシア連邦など東ヨーロッパで使用されているインド・ヨーロッパ語族のスラヴ語派に属する言語です。
このロシア語を母国語とするネイティブスピーカー(母語話者)の数は約1億8000万人、総話者数は全世界でベスト5に入る人口を擁しています。
さらにロシア語はヨーロッパでもっともネイティブスピーカーの多い言語であり、国際連合(UN=国連)においても英語・フランス語・中国語・スペイン語・アラビア語とともに公用語のひとつとなっています。
ロシア語とロシア語翻訳の特徴
ロシア語の母語話者は約2億人弱で、ヨーロッパでは最大話者人口を持つ言語です。
その原型となったのはスラヴ祖語であり、そこから古ロシア語を起源として現在のロシア語へと発展してきました。
旧ソビエト連邦時代は公用語としてのロシア語は存在していませんでしたが、これは国家指導者たちのポリシーによるものでソ連崩壊まで遂にロシア語は公用語と認定されませんでした。
その後、ロシア経済の発展とともにロシア語の需要は高まり、経済交流やビジネス面においては英語やドイツ語などと並んで不可欠な言語と認識されています。
ロシア語の地域&人種
公用語:
ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、沿ドニエストル共和国、アブハジア、南オセチア、国連
公用語以外:
アルメニア、アゼルバイジャン、エストニア、グルジア、イスラエル、ラトビア、リトアニア、モルドバ、タジキスタン、トルクメニスタン、ウクライナ、ウズベキスタンほか
ロシア語翻訳の品質・注意点
ロシア語には大きく分けて3種類の方言が存在しています。
その3種類とは北部エリア(アルハンゲリスク、オロネツ、ノヴゴロド、ヴァトカ、ウラジーミル・ヴィルガ)、中部エリア(モスクワ、トヴェリ)、南部エリア(オリョール、リャザン、トゥーラ、スモレンスク)で、ほかにベラルーシ語やウクライナ語の影響を受けた方言もあります。
ただし、ビジネスや文化交流の分野での翻訳に影響を与えるような厳密な差異があるわけではなく、日本でいうところの方言(訛り)に近いものと考えればいいでしょう。
ロシア語→日本語/日本語→ロシア語などのロシア語翻訳に関しては公用語の使用が一般的で、翻訳に際しても特別なケース以外では大きな問題はありません。
ロシア語翻訳のポイント
経済発展目覚ましいロシアとのビジネス分野での交流や音楽・美術など文化的な交流を含めてロシア語翻訳の需要は増加しています。
ロシア語の翻訳業者探しには、高クオリティの翻訳が可能な業者選びが重要です。
翻訳業者(専門家)のドイツ語翻訳
ドイツ語はインド・ヨーロッパ語族に属する言語で、主としてヨーロッパ地域で使用されています。
そのネイティブスピーカー(母語話者)は1億5000万人を超えるといわれ、うち1億人は第一言語としてドイツ語を用いており10カ国で公用語となっています。
ドイツ語圏はヨーロッパとアフリカ南部が中心ですが、インターネット使用人口では約3%、webページの使用言語では約6%をドイツ語が占めているほど需要の多い言語です。
ドイツ語とドイツ語翻訳の特徴
ドイツ語は比較的古くから日本人と深い関係のある言語のひとつです。
明治維新後には西洋医学を取り入れるため、多くのドイツ人教師を我が国に招へいしました。
現在でも医学や薬学の分野ではドイツ語が使用されており、医療機器や薬剤などのビジネス文書や論文関連ではドイツ語翻訳が不可欠となっています。
またドイツは物理学や化学、音楽、スポーツなどの分野でも世界有数のレベルを有しているため、そのジャンルでもドイツ語翻訳の範囲は広いといえるでしょう。
ドイツ語の地域&人種
公用語:
ドイツ連邦共和国、オーストリア共和国、スイス連邦(ドイツ語圏)、リヒテンシュタイン公国、ルクセンブルク大公国、ベルギー王国、オランダ(一部)
公用語以外:
クロアチア、スロバキア、スロベニア、チェコ、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、セルビア(一部)、イタリア トレンティーノ=アルト・アデジェ州、フランス アルザス地方、フランス ロレーヌ地方、デンマーク(一部)、ブラジル、アルゼンチン、カザフスタン、ナミビア、パラグアイ、アメリカ(一部)ほか
ドイツ語翻訳の品質・注意点
ドイツはGDP世界第4位と経済面でも有数の国であり、日本とも多岐にわたる分野で経済的な交流があります。
特に科学技術関連ビジネス(自動車、化学、機械、電気製品など)、医療や薬剤関連ビジネス、音楽、スポーツ関連ビジネスが盛んで翻訳需要も多くなっています。
こうした分野は専門性が高く特殊な専門用語が多数使用されていますので、翻訳を行なう際にはドイツ語・日本語に対する造詣が深いだけでなく専門分野ごとの知識を持つ翻訳業者や翻訳者が求められてくるでしょう。
ドイツ語翻訳のポイント
自動車や電機製品関連の翻訳や、医療・薬剤関連の翻訳、また音楽やスポーツ関連の翻訳が多いドイツ語翻訳ですが、専門的な知識や経験が必要となる分野のため経験とスキルを有する翻訳業者を選ぶことがカギとなります。
翻訳業者(専門家)のフランス語翻訳
フランス語はインド・ヨーロッパ語族に属し、主としてフランスやモナコ公国などのヨーロッパ圏で使われている言語です。
世界的には約80の国と地域で使用されるなど、英語(米語)に次いで多くのエリアで用いられる言語といえるでしょう。
フランス語を母国語とするネイティブスピーカー(母語話者)の数は約7200万人、総話者数は1億3000万人にも上り、フランス以外にも30カ国近くの国で公用語になっています。
フランス語とフランス語翻訳の特徴
ヨーロッパ連合(EU)の中心メンバーであり、ビジネスのみならず芸術や文化の分野でも歴史と伝統を誇るフランスは日本とも親交の深い国です。
フランス語翻訳に関しても経済分野では自動車産業やアパレル産業が盛んなほか、農業国というバックグラウンドを活かしたワインなどの食品産業、多数の有名ブランドを擁するファッション関連産業などに関連した広範囲な翻訳が為されています。
また、美術や音楽、文学など芸術分野の産業も広く日本に紹介されており、そのジャンルでのフランス語翻訳が幅広く行なわれています。
フランス語は外交用語として使用されてきた歴史があり、現在でも国際連合や国際オリンピック委員会(IOC)、国際サッカー連盟(FIFA)など多数の国際機関でも公用語となっています。
フランス語の地域&人種
公用語:
フランス、カナダ、モナコ公国、ベルギー、スイス、ルクセンブルク大公国、コンゴ民主共和国、マダガスカル、コートジボワール、カメルーン、ブルキナファソ、ニジェール、セネガル、マリ、チャド、ギニア、ルワンダ、ハイチ、ブルンジ、トーゴ、中央アフリカほか
公用語以外:
アメリカ(ルイジアナ州、メイン州)、イタリア(ヴァッレ・ダオスタ洲)、イギリス(ガーンジー島、ジャージー島)ほか
フランス語翻訳の品質・注意点
フランス語は主としてヨーロッパとアフリカで公用語として用いられています。
長い歴史と文化をバックグラウンドとする言語だけに、フランス語→日本語/日本語→フランス語の翻訳をオートマティカリーに行なうだけで事足りるというわけにはいきません。
ビジネスや芸術の分野でフランス語翻訳を行なう場合、一定のクオリティを求めるならジャンルに適応した専門用語への対応や知識、翻訳スキルを有する業者を選択する必要があります。
フランス語翻訳のポイント
フランス語翻訳はジャンルによって翻訳業者を使い分けるという方法が適しているかもしれません。
たとえばビジネス関連でもアパレルと食品や生活雑貨では専門性が大きく異なりますし、芸術関連でも美術と音楽では同様のことがいえるでしょう。
翻訳業者(専門家)のイタリア語翻訳
イタリア語は主としてイタリアを中心としたヨーロッパ圏で用いられているインド・ヨーロッパ語族の言語です。
かつてはトスカナ語と呼ばれたイタリア語を母国語とするネイティブスピーカー(母語話者)の数は約6100万人、話者数の順位は全世界で約19番目となります。
イタリア語を公用語として使用する国はイタリアのほかにスイスやサンマリノ共和国などがあるほか、欧州連合(EU)でも公用語のひとつとして使用されています。
イタリア語とイタリア語翻訳の特徴
イタリア共和国は南ヨーロッパに位置し、約6000万人の人口を擁する国です。
イタリア語のネイティブスピーカーは約6100万人ですから、そのほとんどはイタリア人ということができますが、ほかにも国土内部に領土のあるサンマリノ共和国やバチカン市国でも公用語として用いられています。
このイタリア語には大きく分けて北部エリアと中南部エリアの2種類の方言が存在しますが、現在では一部の高齢者以外は標準イタリア語を使用しています。
ビジネス分野の文書ではこの標準イタリア語が一般的に使われており、イタリア語→日本語/日本語→イタリア語の翻訳に関しても標準イタリア語の翻訳を行なうということになるでしょう。
イタリア語の地域&人種
公用語:
イタリア共和国、サンマリノ共和国、スイス(一部)、バチカン市国、マルタ騎士団、クロアチア(一部)、スロベニア(一部)
公用語以外:
ドイツ、イギリス、ベルギー、ルクセンブルク、フランス、クロアチア、スロベニア、アルバニア、モナコ、リビア、ブラジル、アルゼンチン、オーストラリアほか
イタリア語翻訳の品質・注意点
ネイティブスピーカー数は世界19番目のイタリア語ですが、ビジネスの分野ではファッションや食品など広い範囲で我が国との交流があります。
イタリアの産業でわが国でも親しまれているのがフィアットなどの自動車産業、プラダやグッチに代表されるアパレル産業、ブルガリなどの宝飾品産業です。
また音楽や美術、工芸品、映画といった芸術性の高いイタリアならではの産業や観光などの分野でも幅広い経済的なつながりがあり、イタリア語翻訳に関しても需要があります。
いずれのジャンルも翻訳においては専門的な知識が必要となるものですが、芸術的な面を勘案すると翻訳者のセンスも問われてくるでしょう。
イタリア語翻訳のポイント
イタリア語は同じヨーロッパの言語でも英語やドイツ語、フランス語と比較して翻訳者が少なめであるという傾向があります。
翻訳業者を探す場合は優れたイタリア語翻訳者を擁し、かつイタリア文化や芸術、産業に精通した業者を探す工夫が必要となってきます。
翻訳業者(専門家)のスペイン語翻訳
スペイン語は別名カスティーリャ語やイスパニア語とも呼ばれ、インド・ヨーロッパ語属イタリック語派に属する言語です。
スペイン語を母国語とするネイティブスピーカー(母語話者)の数は約4億2000万人で、全世界の20以上の国と地域で使用されており総話者数は世界のベスト5に入ります。
また、インターネットでもスペイン語は利用者全体の約8%を占めており、英語や中国語に次ぐ世界第3位の言語となっています。
イタリア語は英語・フランス語・中国語・ロシア語・アラビア語とともに国際連合(UN=国連)の公用語でもあります。
スペイン語とスペイン語翻訳の特徴
スペイン語は主としてスペインで用いられているほか、メキシコやコスタリカなどの中央アメリカ、キューバやドミニカなどのカリブ地域、アルゼンチンやベネズエラなどの南アメリカで使用されています。
ヨーロッパから中南米と広範囲にわたる地域で用いられるスペイン語ですが、同じ言語ではあるものの国や地域によって文化や生活習慣の違いにより多少の差異が見られます。
その違いはイギリス英語とアメリカ英語のような関係ともいえ、ビジネス文書などでは大きな差異はないものの単語や表現などに異なる点があるということは押さえておきたいポイントです。
スペイン語の地域&人種
公用語:
ヨーロッパ;スペイン
中央アメリカ;メキシコ、コスタリカ、グアテマラ、パナマ、ニカラグアほか
カリブ地域;キューバ、ドミニカ共和国、プエルトリコ
南アメリカ;アルゼンチン、ペルー、コロンビア、パラグアイ、エクアドルほか
アフリカ;赤道ギニア
公用語以外:
ブラジル、オーストラリア、フランス、モロッコ、フィリピン、アメリカほか
スペイン語翻訳の品質・注意点
スペイン語圏は地球規模で広範囲にわたり、多様な国や地域の人々がこの言語を使用しています。
我が国ではその言語を一括してスペイン語と呼んでいますが、現地ではカステリャーノまたはカステジャーノと呼ぶエリアとエスパニョールと呼ばれる地域に分かれています。
南アメリカではカステジャーノ、中米エリアデハエスパニョールが主となっており、実際に使用されている言語に大きな差異はありませんが、翻訳に際してはまったく同じ言語でない点は認識しておく必要があるでしょう。
スペイン語翻訳のポイント
スペイン語翻訳の業者を選ぶ際は、どの国や地域向けに翻訳を行なうかを明確にするとスムーズに進められます。
全世界で4億人以上が使用する言語がスペイン語であり、翻訳業者・翻訳者ともに幅広いクオリティが存在します。
翻訳業者(専門家)のポルトガル語翻訳
ポルトガル語は主としてポルトガルとブラジルで使用されており、インド・ヨーロッパ語族に属する言語です。
全世界でポルトガル語を母国語とするネイティブスピーカー(母語話者)の数は約2億1500万人、その総話者数は世界のベスト8に入るほどの人口を擁しています。
ポルトガル語の話者数の約80%はブラジル人で、その人口は約2億人と発祥地であるポルトガルを大きく上回っているのが現状です。
こうした状況はポルトガルが全世界に広大な植民地を獲得していた歴史に基づくもので、ブラジルのみならずアフリカ諸国やアジアの一部でもポルトガル語を公用語とする国が存在しています。
ポルトガル語とポルトガル語翻訳の特徴
ポルトガル語のバリュエーションは大きく分けて3種類あります。
その1番目は主にヨーロッパ圏のポルトガルで使用されているイベリア系ポルトガル語です。
イベリア系ポルトガル語はヨーロッパポルトガル語またはポルトガル-ポルトガル語とも呼ばれ、言語を文字で記述するルールである新正法発音によって修正が行なわれてはいるものの他系のポルトガル語とは発音や文法に一定の差異があります。特に発音に関しては大きな差があるため、ブラジル系ポルトガル語に慣れた人から見ると理解しにくい部分が多いようです。
アフリカ系ポルトガル語…
南アフリカ共和国やナミビアなどアフリカ諸国で使用されているポルトガル語です。ポルトガルとは歴史的なつながりがあるため、この系統のポルトガル語はイベリア系に近いものとなっています。
ブラジル系ポルトガル語…
ブラジル語またはブラボル語とも呼ばれ、南米特にブラジルで主に使用されているポルトガル語です。ポルトガル語のなかでは最も話者の多い言語で、イベリア系ポルトガル語とは発音や文法に差異があります。
ポルトガル語の地域&人種
公用語:
ポルトガル(ヨーロッパ)、ブラジル(南アメリカ)、アンゴラ、モザンビーク、赤道ギニアほか(アフリカ)、東ティモール、マカオ(アジア)
公用語以外:
ナミビア、南アフリカ共和国、アンゴラ、モザンビーク、インド、フランス、スイス、パラグアイ、ベネズエラ、カナダ、アメリカほか
ポルトガル語翻訳の品質・注意点
ポルトガル語の翻訳を行なう際は、イベリア系かブラジル系かを明確にしておく必要があります。
全世界で2億人が使用する言語であるため、翻訳業者・翻訳者ともに不足することはありますがクオリティはまちまちですのでビジネスや文化交流に用いる文書の場合は高レベルの業者・翻訳者を選ぶようにしましょう。
ポルトガル語翻訳のポイント
イベリア系とブラジル系では同じポルトガル語でも文法や発音に差異があります。
翻訳業者(専門家)のスウェーデン語/フィンランド語翻訳
スウェーデン語
スウェーデン語は主としてスウェーデン王国で使用されているインド・ヨーロッパ語族に属する言語です。
欧州連合(EU)の公用語のひとつでもあるスウェーデン語を母国語とするネイティブスピーカー(母語話者)の数は約930万人で、ほかにはフィンランドやオーランド自治政府(オーランド州)などでも使用されています。
スウェーデン語とスウェーデン語翻訳の特徴
スウェーデン語はスカンジナビア地方のゲルマン語を経て古ノルド語から発展した言語で、ゲルマン語の時代には神秘的な文字として知られるルーン文字が使用されていたことでも知られています。
近代スウェーデン語の形が成立したのは16世紀のことで、宗教改革による新約聖書の翻訳では近代スウェーデン語が使われました。
20世紀に入るとスウェーデン国内での共通語としての現代スウェーデン語が使われるようになりましたが、現在ではアメリカ英語の義務教育化なども行なわれています。
スウェーデン語の地域&人種
公用語:スウェーデン王国、フィンランド共和国(フィンランド語との併用)、オーランド自治政府、欧州連合
スウェーデン語翻訳の品質・注意点
スウェーデン国内ではスウェーデン語が共通語(標準語)として用いられていますが、一部の地方ではスコーネ方言やゴットランド方言などの地方語が用いられていますので、翻訳の目的によっては業者選びに配慮する必要があります。
フィンランド語
フィンランド語は主としてフィンランド共和国で使用されているウラル語族に属する言語です。
別名スオミ語やフィン語とも呼ばれるフィンランド語を母国語とするネイティブスピーカー(母語話者)の数は約500万人で、欧州連合(EU)の公用語のひとつでもあります。
フィンランド語とフィンランド語翻訳の特徴
フィンランド語話者の約93%はフィンランド国内に居住しています。
ただし、フィンランドでは5~6%程度ですがスウェーデン語も使用されており、両言語がフィンランドの公用語となっています。
フィンランド語の地域&人種
公用語:フィンランド共和国、欧州連合
公用語以外:エストニア共和国、ロシア連邦イングリア、ロシア連邦カレリア共和国、ノルウェー王国、スウェーデン王国ほか
フィンランド語翻訳の品質・注意点
フィンランド語は主としてフィンランド国内で使用されていますが、ビジネスの分野ではスウェーデン語も強い影響力を持っているため翻訳目的によってはこの点を勘案しておく必要があります。
スウェーデン語翻訳/フィンランド語翻訳のポイント
スウェーデン、フィンランドと我が国は北欧インテリアや家具などの輸出入でも交流が盛んですが、翻訳者数はまだまだ多いとはいえません。
『EMEAO!』では、日本全国にある「翻訳代行会社」の見積比較を一括で比較できるサービスです。
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など、気になるのであれば一度確認してみください。複数の業者を比較することでその後の検討もしやすくなります。
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